John Caple
1966年イギリス南西部Somerset生まれ。
ジョン・ケープルは、20年以上にわたりほぼ毎年、ロンドンのJohn Martin Galleryで個展を開催してきました。
それ以外の主要な実績としては、グラインドボーン音楽祭のため、「真夏の夜の夢」にもとづく三連画(Triptych)を、2011年に完成させています。また、2006年には ”Into the Jungle” (アンリ・ルソーへのオマージュ)というグループ展(John Martin Galleryで開催)に出品しました。
ジョン・ケープルの先祖は、18世紀からSomerset地方のMendip Hillsというところに農民として暮らしてきました。家代々に伝わる話や、民話・伝承は、ジョン・ケープルの初期の作品のインスピレーションになっています。
25年を経た今、ジョン・ケープルの絵は、故郷Somerset地方の風景や歴史を織り込むばかりでなく、偉大な詩人たち、コールリッジ(Somersetに暮らしていた)、ワーズワース、シェリー、キーツ、エミリ・ディッキンソンの詩に、もうひとつの道を見出しています。最近の個展でも、シェリーの詩の幻想的な言葉を出発点とした絵が出品されています。