Richard Tuttle

リチャード・タトルは、1941年米国ニュージャージー州生まれ。
1975年34歳の時、ホイットニー美術館での個展が反響を呼び、物議を醸した。その後、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ドクメンタなど、国際的に活動し、現代アート界で最も重要な作家の一人となった。
最近の展覧会としては、2005年から2007年に、サンフランシスコ近代美術館、シカゴ現代美術館など米国の主要美術館を巡回した大回顧展 ”The Art of Richard Tuttle” 、2014年にロンドンのテート・モダンで開催した個展 “I Don’t Know, Or The Weave of Textile Language” がある。テート・モダンでは、その広大な展示室 “Turbine Hall” に、布による巨大な彫刻作品を展示し、大きな反響を呼んだ。

作品は、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ポンピドゥ・センター(パリ)、テート・モダンなど、世界の数多くの美術館に所蔵されている。